将来留学してみたい!
海外で働いてみたい!
だってカッコいいじゃん?!
スゴイじゃん!やりなよ!
でも。。。自分にできるのかな?
英語力とかお金とか、タイミングもあるし。。。
大丈夫だよ!夢って叶うものだよ
将来留学してみたい、海外で働いてみたいなど、海外に憧れがあるけれど、色々不安で心折れそう。。。
大丈夫!あなたの夢は実現しますよ!
私は子どもの頃から何となく海外に興味があったものの、留学することもなく大学を卒業し、働き始めました。音楽留学を真剣に考え始めたのは20代半ば、既に社会人でした。年数が経つほど、乗り越えなければならないハードルは多く高くなりましたが、40歳で退職して夢を実現しました。結局、遠回りしても人間本当にやりたいことはやるんだなと身をもって体験しています。
やりたいことを諦めそうになっている方に、本記事をご覧いただけたら嬉しいです。
1. あなたの「やりたいこと」は必ず実現する
(1) 「やりたいこと」=「やるべきこと」
まず、人生において「やりたいこと」は言い換えれば「やるべきこと」でもあります。何故なら、やらないデメリットは極めて大きく、死に際に後悔するレベルだからです。
そこのアナタ、「死に際ってw」とか、「大袈裟だな、そんなこと死ぬまで分かる訳ないじゃん」って思いませんでした?
いやいや、本当ですよ。
実は、それを証明してくれている本が既にあるんです。
オーストラリアのBronnie Wareさんが看護師として末期患者を看取ってきた中で、彼らが最期を迎えた時に共通して口にした言葉を” The top 5 regrets of the dying”、「死ぬ瞬間の5つの後悔」(2012年出版)という本にまとめています。世界中でベストセラーになった本です。
では早速、その5項目を見ていきましょう。
<人生最期に後悔することTop 5>
① 他人が期待する人生ではなく、自分に正直に生きる勇気があったらよかった
“I wish I’d had the courage to live a life true to myself, not the life others expected of me.”
② あんなに一生懸命に働かなくてもよかった
“I wish I hadn’t worked so hard.”
③ 自分の思いをちゃんと言える勇気があればよかった
“I wish I’d had the courage to express my feelings.”
④ もっと友達に連絡を取ればよかった
“I wish I had stayed in touch with my friends.”
⑤ もっと幸せになれるよう自分を許せればよかった
“I wish that I had let myself be happier.”
これを見て、あなたはどう感じますか?
どの言葉も非常に重みがありますが、印象的なのは、どれも(良い意味で自分本位に)やりたいことをやって自分に正直に生きれば良かったと後悔していることです。
つまり、お金や家族、誰かのために一生懸命仕事をしたけれど、そうしているうちに失ったものが大きかった。自分の幸せや友人関係を犠牲にしてしまったと嘆いています。
これはオーストラリアの方々が共通して口にした言葉ですが、世界共通で同じことが言えると思います。だからこそ、27もの言語に翻訳されている訳で。
自分の考えをちゃんと周囲に伝えなかったり、やりたいことをやらずに我慢していたら死んでも死に切れない。特に日本には自己主張しないことを美徳とする文化があり、周りの目を気にしたり自分を抑える傾向が強いです。でも、自己実現と自己顕示は違います。
もし、あなたが海外で何かをしたいと思っているなら、チャレンジするべきです。
せっかく生まれてきたんです。後々後悔しないように、やりたいことはやって自分らしく生きたいですね。
(2) 適性があるから、やりたいと思える
私の前の職場に伝説のランナーがいて、彼は走るのが好きで好きでたまりませんでした。通勤、昼休みといつも走っていました。ランニングが流行るずっと前からで、そんな生活を何十年と続けていました。ある日、帰宅時にいつもよりちょっと先まで行ってみようかなと思ったらしいんです。走っているうちに夢中になって、気づいたら神奈川県内から箱根を越えて、静岡県沼津まで行ってしまったそうです。総距離約130km。普通のオジサンですが、とても常人とは思えません。でも好きだからこそ、ご本人は苦もなく自然にやり遂げられたんでしょうね。ちなみに私もたまに走ります。走っていて気持ち良いと思うことはあるけど、目的はダイエットや健康のためで、無我夢中で何十キロも走るなんてあり得ません。やっぱり人によって好きなことは違うし、得手不得手というのがあるんだなと思います。
自分がワクワクする、面白い、楽しい、好き、と思えることは誰に言われなくても勝手にやってしまうものです。
適性がなければ、そもそも興味すら持たないはず。ゲーム好きなら、何時間でもゲームができるでしょう。本やマンガ好きは読み出したら止まりません。皆そんな経験があるはずです。楽しいことや好きなことに対しては、自動的に体内のやる気・学習スイッチがオンとなり、もっともっとと無意識に学び始めます。しかも楽しいので、知らないうち継続しています。
気づいたら、いつしかその分野のプロになってる?!
興味があることは、いずれあなたの個性となっていき、仕事につながったり、人生に彩りを与えてくれます。
脳は興味を持ってるものについてのアンテナを自動的に立て、より多くの情報が自分に集まるようにしてくれるそうです。
もし海外に興味があるなら、自然とそういう情報に触れたり、海外経験のある人に出会ったりするでしょう。情報があれば、行動へも移しやすくなります。興味がある時点で、あなたの夢は50%くらい叶っていると言ってもよいと思います。せっかく「好きなこと」「興味があること」「やってみたいこと」が自分の適性を教えてくれているのに、無視して違うことをするのは楽しくないし、色々と無駄が多いと思いませんか?
(3) 小さな行動を積み重ねる
それでは、夢を実現するまでの残りの50%は何でしょう?
それは「行動」です。
海外に行って何かしてみたい。でも、ビザや資金、語学力やタイミングといった障壁があって現実的に厳しいと思って躊躇しているのなら、それは諦める理由になりません。必ず道はあるので初めの一歩を踏み出しましょう。
頭の中にある考えは行動しなかったら、ただの妄想です。
ググってみる、スマホやパソコンを開く、それだけでも良いのです。一番取っ付きやすいことに手を出せれば、それだけで成功なんです。あとはそれを繰り返せばいい。あなたの願望はドンドン実現に近づきます。
ダイエットを例にしてみましょう。大概の日本人女性は痩せたいと思っています(その必要がない人も多いですが)。常にダイエットが頭にあるけど痩せない。何故なら痩せるための行動をしていないからです。カロリーを減らす、一つでも良いから食材を変えてみる、食べる時間・順番・量を変えてみる、睡眠やストレスとの関係を調べてみる、鏡で自分の姿を見る、姿勢を良くする、運動するなど、何かやってみれば違ってきます。筋肉をつけたければ、実際に筋トレすることが必要で、妄想だけで筋肉はつきません。一日数分でも習慣化すれば違いが出てきます。
このように、小さな行動を起こしていくのは非常に大切です。その小さな成功体験が増えると、やる気が出てモチベーションが上がります。また、その中で新たな発見があったりして、色々試したくなってきます。
私は過去に約15kg、3、4ヶ月で無理せず体重が落ちたことがあります。ストレス太りする体質ですが、その頃は丁度余裕もあって、何気なく読んだ本に感銘を受けて食べる順番や食材、調理法を変えてみました。すると体調が良くなり、段々楽しくなってきて、少しずつ筋トレやジョギングもするようになりました。周りの勘の良い人たちは1ヶ月もしないうちに私の外見的な変化に気づいて褒めてくれました。嬉しくなって継続、改善していくうちに、なんと気付いたら数ヶ月後には皆がびっくりするほど健康的に痩せました。でも自分自身は、特に努力した自覚はありません。アイディア → 小さな行動 → 小さな成功体験 → 気分が上がる、という楽しいループを繰り返していただけです。小さく始めたことがいつの間にか大きな結果を運んでくれました。
話を戻しましょう。海外への憧れがあるなら、まずはそれを友達や周りの人に話してみてください。中には有益な情報をくれる人や応援してくれる人が必ずいます。
留学であれば、とりあえずエージェントの無料講習会とか無料フェアへ行ったり、貯金を始めてみるといった身近でやりやすいことから始めれば良いと思います。そうしているうちに、どうしたら実現できるかを自分で考えて一つ一つステップを踏んでいくはずです。
<まとめ>
海外への興味があれば、それはあなたが海外で何かをする、あるいは海外の人と何かをするという適性があることを意味します。まずは初めの一歩が肝心です。何でも良いので、とにかく動いてみましょう。それに向けた小さい行動を積み重ねているうちに夢は叶うようにできています。
逆に、本当にやりたいと思っていることをやらずにいると人生の最期に悔やんでも悔やみきれません。それが嫌ならやるしかない。だからどの道、夢は実現するものなんです。