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【徹底解説】アメリカ ビザの種類 ①:移民ビザ

はじめに
この記事は約8分で読めます。

アメリカへ行ってみたい、留学したい、働きたい、住みたいといった希望があっても、何から手を付けたら良いか分からなかったりしませんか?

アメリカ行ってみたいなぁ〜

でも何から始めれば良いんだろう?

それなら。。。

まず、自分の渡航目的に合ったビザを知ることから始めよっ!

アメリカへ入国するにはビザ(査証)が必要です。ビザ無しの入国がオッケーなのは、日本国籍保有者の場合、短期商用、観光目的でビザ免除プログラムが利用できるときだけ。

何はともあれ、アメリカへ行くのにビザを知らずして渡米することはできません!!

でもアメリカのビザの種類はとても多くて複雑なんですよね。。。なので、本記事では一般的に日本の方に関係するだろうビザを抜粋して、できるだけ分かりやすく説明していきます。全てのビザを網羅している訳ではありませんので、予めご了承ください。

なお、この記事は、2020年6月時点の米国務省および在日米国大使館・領事館、グローバルサポートサービス(GSS)の情報を主なソースとして、また弁護士の方々のウェブサイトも参考にしながら作成しています。

1. ビザ(査証)とは?

そもそもさ、、、ビザって何だっけ?

外国へ行くとき、その国の大使館・領事館が渡航目的や期間を確認して、入国する資格があると判断した場合にパスポートに添付されるものだよ。でも、入国を保証するものではないんだ

通常、日本人の私たちが海外旅行すると、入国審査のときパスポートの査証ページにスタンプが押されますよね。国やビザの種類によっては1ページ丸々使う大きなビザもあります。こうしたビザには、あなたの個人情報、渡航目的、ビザの有効期間などが掲載されています。

有り難いことに、日本のパスポートは✨世界一信頼されている✨ので、私たちは海外へ行くときに大使館・領事館へビザを事前に取りに行くことはほとんどないですが、本来はこの手続きが必要です。また、大抵ビザ申請には手数料がかかります。この手数料も結構バカになりません。さらに、ビザを取得したからといって入国できるとは限りません。その判断は入国審査員が行います。こうしたことは、まず大前提として頭に入れておきましょう。

さて、アメリカのビザは大きく分けると、2種類あります。

  • 永住のための移民ビザ(永住ビザ)
  • 一時滞在のための非移民ビザ

本記事、【徹底解説】ビザの種類 ①では移民ビザを、【徹底解説】ビザの種類 ②では非移民ビザを説明していきます。

2. 移民ビザ(永住ビザ)とは?

移民ビザはアメリカに永久に居住する方へのビザです。

移民ビザを申請するには、米国民、米国永住者、または将来の雇用主がスポンサーになる必要があります。まず、スポンサーとなる家族または将来の雇用主が米国移民局(USCIS)に請願書を提出します。USCISの請願書許可が下りてはじめて、移民ビザの申請手続きができます。移民ビザは渡米前に取得しなければなりません。

移民ビザで入国する際、入国が許可された時点で渡航者は米国永住者または条件付き永住者の資格を得たことになります。永住・条件付き永住者カード(グリーンカード)は米国の居住地に後日郵送され、米国内でのみ発行、更新できます。

<移民ビザ手続きの流れ>

1. USCISへ請願書の提出 → 2. USCISによる請願書の許可 → 3. 移民ビザ申請手続 → 4. 移民ビザ取得 → 5. 渡米 → 6. グリーンカード受領

<注意1>

市民(U.S. citizens)と永住者(Lawful permanent residents = green card holders)は違うよ!!

永住者(グリーンカード保有者)は米国への出入国は自由であり、滞在に期限はなく(カードの更新は必要)、職業も自由に選択できます。ただし、市民とは異なり、選挙権(投票権)はなく、一部の公職に就くことはできません。

<注意2>

日本は二重国籍を認めていない国だよ。

現状、日本は二重国籍を認めていません。もし日本人のあなたがアメリカ国籍(市民権、Citizenship)を取得するならば、日本国籍を喪失することになるので国籍喪失手続きが必要です。また、ご父母のどちらかが日本人で出生地主義を採用する国で出生した場合、その国の国籍と日本国籍を両方持つ二重国籍となりますが、22歳の誕生日までにどちらの国籍を取得するか選択しなくてはなりません。

なお2018年、二重国籍の禁止は時代にそぐわず違憲であるとして在外日本人が法務省を提訴しています。判決が気になるところです。

ちなみに、条件付き永住者とは?

  • 結婚後2年以内に米国籍者の配偶者として米国に移住する方(子どもも条件付き永住者)
  • E5投資ビザにも条件付永住資格あり

これらの方が条件付きを外して永住者となるためには別途手続きが必要です。

(1) 家族に基づく移民ビザ

米国民は、配偶者、子ども、親、兄弟姉妹について移民ビザを申請することができます。米国永住者(グリーンカード保有者)は、配偶者および未婚の子どものみ移民ビザを申請できます。いずれも移民ビザ請願書I-130を提出し、許可を得た後に移民ビザ申請を行います。

① 米国民の最近親者 

米国民は次の最近親者のために移民ビザを申請することができます。この種の移民ビザの発行数は、年間割当の制限がありません。

 ビザの種類          対象
IR1, CR1米国民の配偶者
IR2米国民の21歳未満の未婚の子ども
IR3, IH3, IR4, IH4米国民による外国人孤児の養子縁組
IR5米国民の親(米国民は21歳以上でなければならない)
IW死亡した米国民の配偶者
K-1米国民と婚約している外国籍の婚約者。
渡米後90日以内に結婚することを条件に発給される
K-2K-1の子ども
K-3I-130移民手続き待ちの米国民の配偶者
K-4K-3の子ども

② 米国民や永住者の優先家族

米国民または米国永住者との間に、次のいずれかの関係が存在する場合、次の移民ビザを申請できます。各ビザの発行数には年間割当があります。 

 ビザの種類            対象
F1米国民の未婚の子ども
F2A米国永住者の配偶者、21歳未満の未婚の子ども
F2B米国永住者の21歳以上の未婚の子ども
F3米国民の既婚の子ども(その配偶者および子ども)
F421歳以上の米国民の兄弟、姉妹(その配偶者および子ども)

(2) 雇用に基づく移民ビザ

雇用に基づく移民ビザは、年間約140,000件発給されており、E1〜E5の5種類あります。配偶者や子どもにもビザが発給されます。

また、このビザ申請には職歴が必要ですが、スポンサー企業での職歴は認められていないため、他の企業での雇用証明が必要となります。E1〜E3については、スポンサー企業が請願書I-140を提出してUSCISに許可された後、移民ビザの申請手続きを行います。E4、E5は提出書類やプロセスが異なります。

 ビザの種類           対象
EE1: 優先労働者
E2: 修士号以上、または、学士号+5年以上の職務経験者
E3: その他労働者
E4: 報道関係者、聖職者など
E5: 投資家
SD, SR宗教活動家
  • E1: 優先労働者とは、科学、芸術、教育、ビジネス、スポーツの分野でトップクラスの卓越した能力がある者、あるいは、優秀な教授・研究者、または、多国籍企業の管理職・幹部など
  • E2: 修士号以上、または学士号と5年以上の職務経験を有する者、あるいは科学、芸術、ビジネスの分野で卓越した能力を持つ者
  • E3: その他労働者とは、2年以上/以下の職業訓練または職務経験者、学士号保有者
  • E4: 報道関係者、聖職者など
  • E5: 投資家とは、アメリカで少なくとも2年以内に10人以上のフルタイムの雇用創出ができる者、かつ、180万ドルの投資、もしくは90万ドルの投資で雇用がない場所へ投資できる者

(3) グリーンカード抽選プログラム

グリーンカード抽選プログラム(Diversity Immigrant Visa Program)は、移民の多様化を図るため、移民率の低い国の国民が応募した場合に、コンピューターで抽選を行って永住権を発給するものです。Green Card Lotteryとも呼ばれます。これにより年間50,000件の永住ビザが発行されているとのことですが、当選率はここ数年1%以下と狭き門です。実際に私の友人で、当選してアメリカに住んでいる人がいます。ダメ元で運を試してみては?!

(4) SB(帰国居住者)ビザ

米国を出国する時点で米国永住権を持ち、米国に戻るつもりで出国したものの、不可抗力により米国外での滞在期間が長引いた場合に発給されるビザです。

<参考>

・U.S Department of State(国務省)/英語

Directory of Visa Categories

・在日米国大使館・領事館/日本語

Technical Difficulties

・米国ビザインフォメーションサービス(米政府公式ビザ情報サイト)/日本語

米国ビザ申請 | ホーム - 日本 (日本語)

・米国移民局(USCIS)/英語

Home

非移民ビザについての詳細はこちらのページをご覧ください。

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