トランプ政権は14日、アメリカに滞在する外国人留学生について授業が全てオンラインになった場合は国外追放するとの新ガイドラインを撤回することに合意した。
新ガイドラインについては、7月6日米移民税関捜査局(ICE)が「アメリカで学位の取得を目指している外国人留学生について、在籍する大学がオンラインのみの授業に切り替えた場合、アメリカから出国しなければならなくなる、もしくは強制送還の恐れがある」と発表したため、アメリカの有名大学と18州がトランプ政権を訴えを起こしていた。>>>7月6日の発表についてはこちら。
7月14日、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が提訴したことで公聴会が開かれたが、大学側と連邦政府が和解に達し、トランプ政権が新ガイドラインを撤回することに同意した。新ガイドライン発表から僅か1週間での撤回である。
これにより、米移民税関捜査局(ICE)は今年3月に発表されたガイドラインに戻り、パンデミック時においては、授業がオンラインのみでも、オンラインと対面のハイブリッドでも、学生ビザ(F1ビザ、M1ビザ)で留学生がアメリカに滞在することができる。
・CNN
Trump administration drops restrictions on foreign students | CNN Politics
The Trump administration has rescinded its policy that would bar international students who only take online courses fro...
・U.S. News
https://www.usnews.com/news/national-news/articles/2020-07-14/trump-administration-rescinds-rules-barring-foreign-students-taking-online-classes