2020年7月2日以来、シカゴ市は、新型コロナウイルスの感染が拡大している他州からシカゴ市へ移動する者に対して、14日間の隔離命令(Emergency Trabel Order)を課しています。
「シカゴ市へ移動する者」には、対象となる州からシカゴへ戻るシカゴ市民も含まれます。また、シカゴ市民には、それらの対象州へ行かないよう強く要請しています。
10月27日(火)現在、対象となる州は以下のとおりです。
対象州:Alabama, Alaska, Arkansas, Colorado, Delaware, Florida, Idaho, Indiana, Iowa, Kansas, Kentucky, Minnesota, Mississippi, Missouri, Montana, Nebraska, Nevada, New Mexico, North Carolina, North Dakota, Ohio, Oklahoma, Puerto Rico, Rhode Island, South Carolina, South Dakota, Tennessee, Texas, Utah, West Virginia, Wisconsin, and Wyoming
計)31州およびプエルトリコ準州
このリストは毎週火曜日に見直され、金曜日に新リストが適用されます。適宜、シカゴ市や在シカゴ日本総領事館のWebsiteで最新情報を確認してください。
日本国籍保有者はアメリカ入国拒否の対象にはなっていませんが、いつ何時変更されるか分かりません。アメリカへ渡航する場合は、常に最新情報を確認してください。また、こうした隔離要請は様々な州、市で行われています。該当する行政や管轄の外務省(大使館または総領事館)のWebsite、留学生であれば学校に問い合わせるなどして、渡航情報を更新・確認してください。
参考:
・シカゴ市発表
・在シカゴ日本国総領事館
<以下、2020年7月3日の投稿記事です>
7月2日、シカゴ市は、新型コロナウイルスの感染が拡大している他の州からシカゴ市へ移動する者に対して14日間の隔離を科す命令(Emergency Trabel Order)を発表しました。概要は以下のとおりです。
① 発効時期:2020年7月6日0時1分
② 隔離を実施する期間:対象となる州から離れた日から14日間
③ 隔離の対象者:一部の例外を除き、対象州からシカゴ市に移動する全ての者
※シカゴ市に居住していて一時的に対象州に移動していた場合も含む
※症状の有無は関係ありません
④ 対象州:以下の基準を満たす州
※7月2日時点では、Alabama, Arkansas, Arizona, California, Florida, Georgia, Idaho, Louisiana, Mississippi, North Carolina, Nevada, South Carolina, Tennessee, and Utahの15州が該当
⑤ 対象州となる基準:直近7日間の平均で、1日当たりの新規陽性者数が10万人当たり15人以上の州
⑥ 罰金:違反者は1日100〜500ドル、最高7,000ドルまでの罰金の対象となります
⑦ 隔離対象の例外:医療行為を受けるための旅行、共同親権により子どもを養育するための旅行、CISAが定める「不可欠な仕事」に携わる者の出張
参考:
・在シカゴ日本国総領事館